naptrip
ナップトリップはやまびこ福祉会のものづくり集団です。
「障害のある人たちの生きやすい社会の実現」を目指して、彼らが持っている力や可能性を最大限に発揮できる環境づくりを大切にしています。そして『ここでしか生まれないもの。彼らにしか生み出せないもの』をテーマにイメージのひっくり返しを楽しんでいます。
2008年 オリジナルブランド「naptrip」設立
2008年 織物チーム「RURI・織」立ち上げ
2008年 陶芸チーム「common clay」立ち上げ
2008年 展覧会「うたたね」
2009年 展覧会「Temple-ga」
2009年 展覧会「Bougie」
2010年 展覧会「Temple-ga2010」
2010年 展覧会「Nice-Zurari」
2012年 創作ヴィレッジこるり村設立
2016年 展覧会「Breath」
2016年 高齢チーム「v-oil」立ち上げ
2017年 展覧会「stay hungry」× Hykrx
2018年 展覧会「one smile」× Hykrx
2018年 食品チーム「ichie」立ち上げ
2020年 製菓チーム「kitto」立ち上げ
2019年 農業チーム「growth farm」立ち上げ
2021年 木工チーム「Becho」立ち上げ
2022年 印刷チーム「cocolie」立ち上げ
2022年 展覧会「どうでもええ」
Product Performance
RURI・織 × 小川珈琲「ドンゴロスバッグ」
RURI・織 × Hilton garden in 京都 「ドンゴロスバッグ」
common clay × 湖華舞「カフェ食器」
common clay × berry berry cafe「コーヒーカップ」
common clay × cafe ネンリン「カフェ食器」
growth farm × こだわりさつまいもブランド「やまねっ娘」
うたたね 〜naptrip〜
たった一本のどこまでも続く長いレールの上。
ゆっくりと走る鈍行列車に飛び乗って
あなたの26454日の旅は始まった。
流れる景色。触れ合う人々。
すべてがBGMとなり、あなたの旅を演出する。
旅の途中で、長いトンネルから抜け出せない時も
あなたは光の種を蒔き、懸命に日々を記した。
そして、あなたが愛した居場所は、大きな陽だまりとなった。
ある日、雨の時も風の時も背負い続けた荷物を
あなたはそっと降ろし、静かに目を閉じた。
金色に染まった雲の合間からこぼれた光が
あなたの旅の終点を告げた。
その姿はまるで、うたたねをするかのように。
「naptrip」は直訳で「うたたねの旅」。
これは、私たちにとって、とても深くて大切な言葉。
やまびこの初代メンバーに西村芳郎さんはいました。
竜王町に初めて障害者のための働く施設「やまびこ作業所」が
誕生し、50歳にして初めて社会への一歩を踏み出されました。
「よしちゃん」の愛称で親しまれ、みんなを愛しやまびこを愛し
そしてすべての人から愛された人でした。
そんなよしちゃんが2008年5月26日。
背負い続けた荷物をそっとおろされました。
その最期はまるでうたたねをするかのように。
享年73歳でした。
彼の人生に触れることができた私たちが伝えたいこと。
それを形にしたのがnaptripです。
naptrip projectの取り組み
□よしちゃんの終末期支援の講演活動
□創作活動の継承・展覧会の開催・作品の発信
□二次商品の制作と販売
□SNSなどを通した発信